国破れて山河あり

と昔の方はよくいったもので、今はそういう気分であります。最近松下幸之助発言集といふ本を穴が開くほど読んでまして、その中でとてもぐっとくる一節がございました。
「〜水害が起こった。そして一つの町がすっかり流されてしまった。その隣の町はなんにも被害はなかった。こういう場合があります。ところが十年後に、流れた町がどの程度発展するか、少しも被害がなかった町がどの程度発展するかというとこれは大変な違いです。流れた町が例外なしに全部発展しているのです。
(中略)
悲惨な状況だと考えられる被害が実は悲惨な状況でなくして、それが発展の基礎をなすものである(以下略)。」
そんなわけですからまだ山も川もあるので大きなイベント自由闊達にできると。そういうわけで。