高知から帰宅

yamaitaiin2009-11-22

昨日は大学時代の友人の結婚式で高知に行ってきまして。ちなみに友達は愛媛で仕事してるんだけど奥さんが高知出身ということで、高知での式となったわけです。
素敵な式だったのはもちろんですが、高知らしさのある式でした。

土佐料理は大皿で出す習わしだとかで、中華料理じゃないけど、回る卓でした。それにお寿司とか刺身とか料理がたくさん並ぶ並ぶ。

楽しく飲み食いしましたぁ。

新郎による鰹のたたきの実演もあって、何か関東の式とはだいぶ違うなと。刺激的でした。


そういやYOSAKOIソーランを札幌で始めた長谷川岳さんも出席されてました。以前ETICという社会起業家を育てるNPO主催の講座に講師として来られてたので、それ以来7年ぶり?くらいです。


そんなこんなで、いろんなことがあってうまくまとめらんない、でもとても楽しい披露宴でした。



で、今日は昼前の飛行機で帰ってこなきゃいけなかったので、とりあえず高知城前で毎週開かれてる日曜市にちょっと寄って、朝ごはんとかお土産を買って、んで帰ってきました。
日曜市は、300年だか400年続いてるらしいですね。しかも火曜市、木曜市とかもやってるそうで。そこまで行くとホントに生活の一部になってるんだなと。観光客向けの付け焼き刃なものではなくて、文化ですね。
NHKの特集で高速道路無料化について、徳島県知事が国交相に瀬戸大橋の無料化を要請したということをやってました。
高速1000円によって、1兆3000億円の経済効果があったのが、無料化にすると5倍の効果があるという試算があるそうで。

でも僕はこれにはネガティブですね。

プラスになる人がいる反面、マイナスになる人も必ず出るわけですが、特に試算の場合、マイナスの部分を省いて希望的試算になってることが多いというのもあるし、車の
交通量を増やすと排気ガスその他環境負荷が高いというのももちろん。

でも何より、この経済効果が一時的なものに過ぎない。というのが一番の理由。
観光産業ってリピーターをどれだけつかめるか、ということだと思っています。
高速道路無料化によって、試しに行ってみるという人が初めは増えるのはたぶん事実。
でももう一度行きたいと思える観光地って少ないので、次第に今までと同じく厳しくなると想像できます。というより、一時の高速無料化によって、まず従来の公共交通機関が全然ダメになり、でも無料化も財源が続かず、やっぱり有料となるから車での来訪は減るものの、その時には既に公共交通機関が超不便になっていて、観光産業が今以上のボロボロに。という悪いシナリオも浮かびます。



インターネットによって世界中がお客さんというグローバル経済は当たり前になりましたけど、これからはローカル経済がもっと重要になってくると思うので、高知の日曜市みたいに、地元の人にとって有益で、盛り上がっていて、それが外から来た人にとって魅力的に見える。というのが観光として長続きするものかなと思います。




ホントはね、せっかく四国へ来たので、ちょっと足を伸ばして、マイミク福の神さんにアポ取ってお会いするとかも最初考えてたんですが、時間をうまく作れなくて早々に断念。
それは別の機会にとっておきます。

なにはともあれ末永くお幸せに。