魔法が弱くなってる

今日の金曜ロードショー魔女の宅急便らしいですね。
伸び悩んでる時にみたい映画No.〓が魔女の宅急便ですが、今日は見ません。

この映画の中で、キキが黒猫のジジとしゃべれなくなって…場面が変わってから『魔法が弱くなってるみたい』とか言うけれど、この魔法というのは本能のアンチテーゼか?とふと思ったわけです。

大人になるにつれ、都市型社会に染まるにつれて失われていく、本能、動物的カン、自然とのつながり。

と書いてたら、どこかの誰かの作品評で、このシーンについて、大人になっていく過程の葛藤を表現してるとか書いてたのを思い出しました。
僕の思った本能の話と遠からずも近からずというか、似て非なるものというか、真逆。


そういう風にも捉えられるけど、僕自身の今の関心は、僕の本能をどれだけ引き出せるかというところにあるので自分なりの解釈の方が励みになります。



人間はその気になれば他の動物以上に本能を引き出せるはずで(なぜなら動物にその気がないから)、そうするといろんなことが変えられるはず。具体的に書きかけたけど、何か気持ち悪いからやめます。


ちなみに魔女の宅急便の中で一番好きなシーンは、ウルスラの小屋での彼女のセリフ『魔女の血、絵描きの血、パン職人の血〜』って辺り。
そういう血があるかは知らんけど、自分の血って何なのか?とかそれを引き出すにはどうしようか?とか考えます。


映画の深読み。